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◇映画『カラスの親指ーby rule of CROW'S thumb』公開記念
　道尾秀介展「小説の可能性ー potential of novels ー」

※展覧会は終了致しました。たくさんの方にご来館いただきありがとうございました。
　
 学生時代を町田で過ごした直木賞作家・道尾秀介。
当時から既に小説家を目指していた彼が2009年に発表し、第62回推理作家協会賞を受賞した『カラスの親指ーby rule of CROW'S thumb』が11月23日(金・祝)から映画公開されます。
監督は伊藤匡史、主人公の中年サギ師・武沢竹夫を阿部寛が、相棒の入川鉄巳をベテラン芸人の村上ショージが演じます。
　本展は、従来「映像化は不可能」と言われてきた道尾作品の映画化を記念して開催する「作家・道尾秀介」全国初の展覧会です。
　デビュー作『背の眼』から最新作『ノエルーa story of storiesー』まで、常に「自分が読みたいものを書く」という一貫した創作姿勢から生み出される作品は、家族・友人の間で起こるささいな感情のもつれや、現代社会の歪みから派生するさまざまな事件とその背景にある人間像を細やかに描くことで、深い余韻と明日への希望を感じさせます。
　「文章でしか描けないものが、この世にはある」と信じ、ひたすらに「小説の可能性」を追求する道尾作品の魅力を、ぜひご堪能ください。

道尾秀介(1975ー)小説家
2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。05年に『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。09年『カラスの親指』で第62回推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞。11年『月と蟹』で第144回直木賞を受賞。ジャンルを問わず多彩な作品を発表し続け、いま最も注目を集める若手作家である。

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【会期】2012年10月20日(土)〜12月24日(月・祝)
【観覧時間】10時〜17時　※金曜日は20時まで開場
【休館日】毎週月曜日(ただし12月24日は開館)、第2木曜日
【観覧料】無料
【協力】20世紀フォックス映画　ファントム・フィルム／角川書店　幻冬舎　講談社　光文社　集英社　新潮社　東京創元社　徳間書店　文藝春秋

・12月1日（土）　AM10：30〜11：40　「ことばであそぼう！3、4歳児あつまれ！」　（3〜4歳児対象）
・12月1日（土）　PM2：00〜2：45　「道尾秀介展ギャラリートーク」
・12月4日（火）　AM9：50〜11：40　「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい」　対象：0〜1歳児
・12月7日（金）　AM10：30〜11：30　「紙芝居・大人の時間」
・12月9日（日）　PM2：00〜3：30　「道尾秀介短編作品朗読会」朗読：小飯塚貴世江、蔵本康文（いずれも劇団俳優座所属）
・12月11日（火）　AM9：50〜11：40　「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい」　対象：0〜1歳児
・12月18日（火）　AM9：50〜11：40　「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい」　対象：0〜1歳児
・12月18日（火）　PM2：00〜2：45　「道尾秀介展ギャラリートーク」