町田の観光の情報発信基地・町田市観光コンベンション協会

物語を紡ぐのは小説だけではない

名作の舞台を旅した記録。
作家たちの日常を写し込んだポートレイト。
歌舞伎や能などの伝統芸能のワンシーン。
文芸写真をゆっくり鑑賞していると、
思い出の作家達たちに出会うような、
作品の舞台に引き込まれるような感覚に陥ることがあります。
きっと写真家は作品や被写体に刺激を受けながらも、独自の視点で「物語」を写真に収めようとしている。
きっと映像の世界に身を置きながら、誰もが思い描くことのできる「その瞬間」を刻もうとしている。
「文藝絶佳」
それは、文芸の世界に魅せられた4人の写真家が紡ぐ極上の物語。

[会期]2014年4月19日(土)〜6月29日(日)
[休館日]月曜日(5/5を除く)、第2木曜日
[観覧時間]10時〜17時　※毎週金曜日は20時まで
[観覧料]無料
[協力]カラーサイエンスラボ、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、周南市美術博物館、日本写真企画、林忠彦作品研究室

[写真家紹介]
・林忠彦　Tadahiko Hayashi(1918-1990)
木村伊兵衛、土門拳と並ぶ昭和を代表する写真家のひとり。終戦直後から文士や文学風景を写した一連の作品は特に有名で、林忠彦の名を世に知らしめた。

・齋藤康一　Koichi Saito(1935-)
林忠彦、秋山庄太郎両氏の助手を務め、大学在学中から週刊誌の仕事をスタート。3000人以上の人物写真を撮影している。被写体の持つ雰囲気が滲み出るような自然体の作品が高い評価を得ている。

・林義勝　Yoshikatsu Hayashi(1950-)
学生時代から人物写真を撮影。歴史写真紀行「元禄の夢跡」や歌舞伎、能楽など伝統芸能の写真、文学・風土などを背景に織り込んだテーマ写真を得意とし、国内外を問わず高い評価を得ている。

・タカオカ邦彦　Kunihiko Takaoka(1955-)
重森弘淹氏に写真を学んだ後、1978年から林忠彦に師事。遠藤周作、森村誠一、俵万智、道尾秀介、三浦しをんなど町田ゆかりの作家を多数撮影。人物写真を中心に活躍している。

「偶景(突然よみがえる日常では忘却された記憶)」をテーマに様々な被写体に挑んできた薈田純一。彼が近年精力的に撮影をしているのが「書棚」や「新・小説のふるさと」など文芸の世界です。トークショーでは薈田さんが“偶景”から文芸の世界を撮影するようになった経緯や撮影時のことなどを語っていただきます。

・ゲスト：薈田純一(写真家)
・日時：6月7日(土)午後2時〜4時
・会場：町田市民文学館2階大会議室
・定員：80名(先着順、申込み不要)

６月３日（火）　AM９：５０〜１１：４０「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい！」対象：０〜１歳児
６月６日（金）　AM１０：３０〜１１：３０「紙芝居　大人の時間」
６月７日（土）　PM２：００〜４：００　薈田純一トークショー「書棚」「新・小説のふるさと」の試み−ぼくが文芸の世界に魅かれる理由
６月１０日（火）　AM９：５０〜１１：４０「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい！」対象：０〜１歳児
６月１０日（火）　PM２：００〜３：００　文藝絶佳展ギャラリートーク（展示解説）
６月１７日（火）　AM９：５０〜１１：４０「絵本といっしょ！みんなといっしょ！ちちんぷいぷい！」対象０〜１歳児
６月１９日（木）　AM１０：３０〜１１：３０「おとなのためのおはなし会」
６月２６日（木）　AM１０：３０〜１１：３０「２歳児あつまれ！夏をあそぼ！」対象：２歳児
６月２９日（日）　PM２：００〜３：００　文藝絶佳展アーティストトーク　ゲスト：タカオカ邦彦